週末は大宮戦

６試合振りのリーグ戦勝利で夏の負の連鎖が止まった鹿島。今週末の大宮戦は、これから一気に首位名古屋を追いかけるための試金石になる。昨夏から秋にかけての５連敗はアウェイ大宮戦から始まった。今年は違う。つらく長かった未勝利期間は既に終わり、2007年の再現を心待ちにしたい。大宮は、セレッソ同様昨季の戦力から大幅入れ替えをした。特に最終ラインは他のクラブから獲得をした選手が多く昨季のスタメンで今年も活躍している選手は少ない。前節上位清水に３－０と快勝した。途中加入の元韓国代表のエース、イチョンスにも移籍初ゴールが決まり、万年降格争いから脱出するべき活躍をみせている。ＣＢ坪内の一発レッドがあり、次節は出場停止。リーグ戦は２２節を終わり、首位名古屋は勝ち点４７と好調だが、最終的にはリーグ戦３４試合ｘ２＝勝ち点６８が妥当な線だと思う。つまり、この６８を目指すために勝ち点を積み上げていけばいいので鹿島は次節を含め１０勝２敗でリーグ戦を乗り切り勝ち点７０で逆転優勝をしたい。２００５年以降、２２節終了時での最多勝ち点は２００６のガンバ、２００７の浦和の４９。２００７の鹿島は７差の４２だった。つまり現勝ち点差が逆転優勝のギリギリのラインになるだろう。そのためにも、土曜日は確実に勝ち点３を取りたい。サッカーは野球と違い自力優勝は首位チームにしか権利がなく追いかけるチームは勝利こそが最高のプレッシャーを与える。次節は名古屋のゲームが１時間ほど早くキックオフを迎えるが結果を考えず自分たちのサッカーをしてもらいたい。ひとつ前のエントリーでも書いたＮＨＫサッカー中継。ＮＨＫ水戸が大宮戦の放送をするため一部の地域ではＴＶ観戦が可能。当日カシマは割と過ごしやすい気候じゃないかと予想される。逆転優勝への序章が今始まる。